The Ants Rugby Club Shiga

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『The Ants』は『将来を担う若い世代が、
 心身ともに健やかに成長して欲しい』
 という思いを込めて発足しました。 
 ラグビーというスポーツをメインに設定し、
 親子のふれあいをはじめとして、
 たくさんの人々とふれあいを企画していきます。
 たくさんの方のご参加をお待ちしております。

RUGBY

- ごあいさつ -

最近の子どもたちは外で遊ぶことが少なくなったように感じます。
また、公園や広場での球技禁止などの制限で子どもたちが思い切り身体を動かす場所や機会が少なくなっているというような声も耳にします。
幼児から小学生の年代は心身の発達が著しい時期であり、特に身体の各部分を上手に連携させて動かすための神経系の発達が著しい時期(5~12歳ごろ)はゴールデンエイジとも言われます。

そんな成長著しい子どもたちが存分に身体を動かして健やかに育ってくれることを願って、ラグビーを通して子どもたちの成長をサポートすることを目的として2005年4月にThe Ants(アンツ)を設立しました。(2021年にThe Ants Rugby Club Shigaに名称を変更)

スポーツをしていると「試合に勝ちたい!」という欲求が生まれてきます。その気持ちは自然で大切なことです。アンツでは子供たちが試合の勝利のみにとらわれずに、勝利いう目標のためにどう考え、どう行動するかも大切にして欲しいと考えています。
現在、アンツに在籍している子どもたちには運動が得意な子、あまり得意ではない子、成長の早い子、ゆっくりな子、といろいろな子がいます。ラグビーのスキルのレベルもいろいろです。それぞれの子どもの成長のタイミングには違いがあり、かかる時間にも違いがあります。

指導者が試合で勝つことだけに価値を持たせると、運動の得意な子どもや成長の早い体が大きい子どもばかりを試合に出場させ、そうでない子どもには試合の機会をあまり与えてもらえないことが出てきやすくなります。それを見て感じた子どもたちも同じような価値観でチームメイトを見たりするようになります。
また、指導者は指示したことだけを実行させようとし、子どもは指示されたことだけを実行しよう、指示されたこと以外はしないでおこうとする場面が多くなります。指導者からの指示や指摘を気にして、ミスすることを極度に恐れてしまい、本来のラグビーの大きな楽しみである自由な発想で主体的なプレイすることを子どもから奪ってしまいかねません。

アンツは、試合そのものを楽しめるように、勝ちからも負けからも学べるように指導することを大切にしています。たとえ回り道で時間がかかったとしても、子どもたちの試行錯誤やチャレンジする機会とその勇気を奪わないようにサポートします。子どもたちには土曜日のプログラムでどんどんチャレンジして、テクニックやスキルだけでなくその姿勢も身につけて欲しいと考えています。
そのためにアンツのコーチもチャレンジすること、学び続けることを大切にしています。自分の経験則だけに頼らず、日本ラグビーフットボール協会のコーチ資格等の取得や、アンツ独自に外部講師を招いて定期的に研修会を開くことやコーチ同士でのミーティングで、インプットをしていき、質の高いプログラムや試合へ繋がるアウトプットできるようにしています。

試合では各学年やカテゴリーごとに担当コーチがMVPを選出します。選出基準では単に試合で活躍した、たくさんトライをしたということだけではなく、子どもたちそれぞれが自分の課題・目標に対していかにチャレンジしたのかも大切にしています。

コンタクトプレイがあるラグビーでは、体をぶつけることで鍛えられる体の強さはもちろんのこと、相手に向かってタックルする勇気などの心の強さ、ぶつかった痛みを知ることで仲間や相手を思いやれる優しさやリスペクトも培われます。

アンツでは、子どもたちにラグビーを楽しんでもらい、好きになってもらうことで、ラグビーの特長から心身ともに健やかに成長してくれることを願っています。滋賀県や日本、世界に貢献できる人間になってもらうことも願っています。
子どもたちを育むその場にアンツがなれるように私たちも努力していきます。

アンツで共にラグビーを楽しんでいきましょう!!

代表 上田 純平